Oshi-Ire

心の押入れ。創作とか感想とか徒然なるままに。

哲学要素含んできた(白目)

 

ただのファンタジーにしようとしたのに。

 

 

 

 

創作ネタです。

 

 

シュナ(オニ族)

 

ヒト族とオニ族が争ってたのは80~100年ぐらい前。

シュナが生まれた時には既にオニ族の対桃太郎戦が始まってた。

 

ヒト族の生き残りは全種族(主にオニ族)によって虐げられ隠れるように暮らすことになる。

 

 

イジメとかもそうだけど虐げる側ってこう、自分の行為の正当性みたいなの作るじゃん。プロパガンダみたいな。

 

オニ族にもあって、「ヒト族は桃太郎を作り出した野蛮な種族だ」的なのがはびこる。

 

シュナもそれを聞いて信じて生きていく。この時はまだヒトを見たことがない。

 

ある日種族の陣営をこっそり抜け出して「冒険だー」とかやってる時、ヒトの男の子に出会う。

 

シュナはその子から色々な話を聞く。陣営の外のこと、ヒト族から聞くヒトのこと、オニには思いつかないあれこれ……

 

シュナにとって男の子はなんでも知ってるすごい子で、親しみやすくて、オニ族で聞いたヒトや世界と違うことに驚く。

 

同時に「本当ってなんだろう」という気になる。

 

「オニは殺してはいけないけどヒトを殺してもいい。それは、ヒトは野蛮な種族だから、昔私達を制圧しようとしたから、だからヒトには抑制が必要で、生かすことは危険で……」

 

「でもそれはきっと嘘。オニ族が都合のいいように作った嘘。」

「ヒトが全て野蛮なわけじゃない。ならヒトを殺していい理由はない。」

 

「私たちの思う正義も悪も、きっと全部嘘なんだ。誰かが作った嘘の中で私たちは怒り、悲しみ、喜ぶ」

 

「私も、あいつも、どいつも、全部嘘で出来てるんだ」

 

そう思い始めた時、シュナと男の子が一緒にいるところをオニ族の面々にばれ、男の子は処刑され、シュナは族長から、ヒトがどんなに恐ろしい存在なのかを説かれる。

シュナ「ヒトいいやつ!」

族長「騙されてるんだ!ヒトは狡猾だから!」

 

シュナ的には族長の言葉も嘘で出来てて、男の子は嘘によって殺されたと考える。

 

男の子の死はシュナに「本当」を探すきっかけとなる。

 

かつてヒトが陣営をおいてた遺跡に出向いたり、オニ族が見下してる劣勢種と親しくしたり。

 

シュナは族長たちに腫れ物扱いされる一方、人柄とか色んな話知ってること強いことからシュナに惹かれるオニも少なくなかった。

 

19歳あたりで初めて桃太郎に出会う。

殺戮のために生まれたような姿、虫けらのように死んでいく仲間達に恐怖を覚える一方桃太郎を「地上に降りた神だ」と考えるようになる。

 

実はシュナ、色々「本当」を探しても、きっと「本当」なんて見つかないのでは、と薄々気づいてた。

 

様々なことを見聞きし、探って、考えても、あくまでそれは「自分の考え」であり、「自分」を通す以上それは真実のそものでは無い。(そもそも自分は嘘で成り立ってる)自分が「本当」を得るためには自分を脱却しなきゃいけない。世界に「本当」を取り戻すためには世界を脱却しなきゃいけない。つまりそれは、世界がある時点で「本当」なんてものは手に入らない。

 

あーこの辺うまく説明できねーなー。「牛肉と馬鈴薯」にこんなようなこと書いてあるんだけどなーー。読み直そ。

 

 

ま、そんな感じで、殺戮マシーン桃太郎に「嘘で固まった世界を正す神」を見出す。

 

 

そんで桃太郎についても調べ出す。

 

 

ヒト族陣営遺跡に赴いてる時に、廃墟と化したそこに隠れ住む男性に会う。なんとなく面影があの男の子に似てる。シュナ人生二人目のヒト。

 

結果的にシュナはオニ族から抜け出し、男性と共に暮らし、子供を設ける。ちなみにこの子供が主人公。

 

 

 

ってところまで思いつき。

 

 

シュナはその後失踪する予定。

 

シンゴジの牧元教授ぐらい好き生きてる。

 

 

物語のキーパーソンにしたいんだけど、これ、シュナ主人公にしても1本の小説に出来るな……

 

 

てかこれだと主人公と母の再会……!とかいうシーンもあるのかな……それはなんかな…………

 

なんかシュナは母ってより、1人の女でいて欲しいんだけど、それだと受け手がシュナ物語に感情移入してくれなさそう。

 

男性と共に暮らすまでと、暮らしてる時と、主人公を産む時と、感情の変異がありそうだからここを考えたら今後のストーリー展開も思いつくかな。

 

あとシュナと桃太郎の関わりも考えねば。ネバネバ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにシュナのキャラデも決まってます。文字情報には必要ないんだけどね。イメージがあると考えやすいのよ。

それはおいおい上げるかな。